インターンシップ
体験した生徒の保護者の声
保護者の声
マイナスから得られるものもある。
とにかく飛び込んでごらん。
マイチャレへの参加は、息子の自分への挑戦でもありました。彼は小さい頃からやることがゆっくりのマイペース。忘れ物やうっかりミスの多い子でした。
高校で思い切って入部した運動部でちょっとしたトラブルがあり、最終的には退部してしまったことがトラウマになったようで、考え込むようになりました。「自分は社会に出たらどうなるんだろう」と言い始めたのです。親としては、何でもいいから挑戦してみたら、という声かけしかできませんでした。
そんな時に思い出したのが、マイチャレのパンフレットでした。何かやらなきゃ!という思いに駆られていた息子に、じっくり話をしました。私自身も苦手なものがあったこと。
でもなんとか乗り越えてきたこと。息子が苦手と感じている「コミュニケーション」は現場に入ってみないといつまでもわからないこと。部活よりもさらに広い世界の社会体験をしてみてはどうか。マイナスからプラスに、変えられるかもしれないよ、と。私の後押しもあり、彼は思い切ってマイチャレに申し込んだようです。
ITの事業所で3日間の体験をした息子は、こう話してくれました。「マイチャレに参加するまでは、仕事は個人の力量が重要だと思っていたが、180度考えが変わった。何かを作り上げる時は、集団での取り組みが大切。コミュニケーションがうまくとれないと、仕事が進まないことがわかった」と。その変化が嬉しかったです。
マイチャレ報告会では、友人もできたようです。息子の世界が少し社会とつながり、視野が広がってきているのを実感します。親にできることは、親自身が勇気を出して子どもの背中をちょっと押してやることかもしれません。