キャリア教育コーディネーターとは

NPO法人アスクネットは
学校と地域をつなぐ専門家 「教育コーディネーター」です。
キャリア教育コーディネーターとは、地域社会が持つ教育資源と学校を結びつけ、児童・生徒等の多様な能力を活用する「場」*1を提供することを通じ、キャリア教育の支援を行うプロフェショナルです。
そして、学校や児童・生徒等の現状を理解し、キャリア教育コーディネーターとして一定の知識・技能習得後も自ら学び成長し続けていく努力を怠らず、我が国のキャリア教育の発展に努める存在です。

『キャリア教育コーディネーター育成ガイドライン』より
*1「場」とは、ものづくりや職場での体験活動などの場所という狭義の意味だけでなく、地域社会が持つ教育資源を活用した学びの機会という意味を含む。

働くことと学ぶことを関連づけ、「講座」をコーディネートします。
「こんな世の中になったらいいな」と願う社会をつくるために、自分ができる役割と、実現する方法を考えるための教育。
具体的には、さまざまな知識や経験、特技を備えた市民が講師として教育現場に入り込み、生き方を考えるための学びの場をつくります。
その道のプロである「市民講師」、子どもたちに教えるプロである「教師」、両者をつなぐ「コーディネーター」。
3者がそれぞれの専門性を活かして、子どもたちの学びをサポートします。
多忙な先生方を陰でサポートし、教師力を存分に活かせる環境をつくります。
学校での教員たちは日々の業務の多さから、意欲だけでは「キャリア教育」を進められない現状にあります。「コーディネーター」は、多忙な教員の方々をサポートし、理想的な「キャリア教育」を実現する役割を担います。
外部講師を選び、交渉し、教育理念に共感していただき、学習の中での役割を果たしていただくための、すべてのことを行う存在です。
「キャリア教育」を行いながらも、教員が生徒に向き合う時間を減らさないためには、専門のサポート役が必要です。
「キャリア教育」の理念と、働く大人が手にする成果を伝えます。
いきいきと働く大人と出会うことは、「働くこと」をまだ理解していない子どもたちにとって大切なことです。
地域で働く市民や、その人たちが所属する企業が教育に関わることは、子どもたちのためになるだけではありません。
子どもの強い好奇心や興味を示す目に触れ、自分のしごとを誇りに思ったり意義を深めたりするきっかけになります。企業という組織の中では、その新しい気付きが社内の活性化につながることもあります。
CSR(企業の社会的責任)という側面から考えても、地域の教育への参画は大きなメリットです。コーディネーターは、市民に対して「キャリア教育」へ参加する意味と成果を伝え、理念に共感してもらう役割も担っています。
アスクネットは、コーディネーターとして活動するだけではなく、「キャリア教育コーディネーター」の育成機関として、新たなキャリア教育コーディネーターの育成に取り組んでいます。

▼ 詳しくはこちらをご覧下さい。


キャリア教育コーディネーターとは
『キャリア教育総合情報サイト』
http://www.human-edu.jp/coordinator

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